240km走れば脂肪が1kg消費される

 

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ダイエットに関する考察です。

どのくらい走れば脂肪を1kg消費できるのか考えた事のある人は多いと思います。

 

結論から言うと、少なくとも14400kcal分消費する運動をしないといけない、と考えられます。

 


ランニングの消費カロリーは体重(kg)×距離(km)で計算できるとされています。

 

脂肪1kgを消費するのには7200kcalのカロリー消費が必要です。

 

運動のエネルギーが全て脂肪から取り出せているのなら7,200kcalの消費で脂肪が1kg使われるのでしょうが、実際は脂肪と糖質、タンパク質なども使われています。 


最も脂肪燃焼比率が高いのは運動をしていない時の安静時代謝で、脂質が50%、糖質が50%の割合で使われています。運動強度の高い無酸素運動に近づくほど糖質の消費割合が高くなり、逆に運動強度の低い有酸素運動では安静時代謝に近い割合となると考えられています。

運動開始後から徐々に脂肪の消費割合が増えていく感じで、消費割合が限界まで高まっても消費カロリーの半分までです。

 

どのくらいの距離を走れば脂肪が1kg減るのかに話を戻しまして、脂肪が使われるのは消費カロリーの半分までだから14400kcal消費しないといけないことから、


体重60kgの方の場合、

14400(kcal)÷60(kg)で240kmの走行距離が必要

となります。

 

 

効率のいいダイエットといえるか、割に合わないと考えるかはその人次第ですが、自分の場合だと240km走るには2か月はかかりそうです。

運動をすると食事量も増えていくのが通常だと思いますが、それはそれでいいと思います。

 

14400kcalの消費のうち、脂肪から取り出せてるエネルギーが7200kcl分だとすると、残りの7200kcal分は糖質、タンパク質が消費されているのでしょうからそちらは普段より多めに摂取しないと筋肉量が落ちてしまうでしょうね。

 

筋肉は残しつつ1kg脂肪を落としたい場合は240km走り、かつその期間は普段より7200kcal多く脂質以外でカロリーを摂るといいダイエットができそうです。

ただ一度にまとめて摂ってしまうと過剰な分は脂肪に変換されてしまいますので難しいとこだと思いますが、運動の消費カロリーの半分を炭水化物、タンパク質で摂取するのが良さそうです。

 

また、この話は通常時の代謝を基にしているので飢餓状態、ケトーシスの時にはあてはまらないと思います。